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水やり

花が咲くまでは、水をほしがりますし空気も乾燥しているので毎日水をやります。背が伸びて花芽があがってくると、まだ茎がしっかりしていませんので全体に水をかけないでなるべく根元にかけるようにします。茎がしっかりしていないとき上から水をかけるとぐったりしてしまいますが時間がたつと直ってきますが控えた方がいいです。花が終わってくると、茎も固まってきて来年の芽(土の中)ができてくる頃になると湿度も上がってくるので表面が乾いてから水をやるようにします。暑くなってからの水やりは蒸れてくるので注意が必要です。暑いからといって水を頻繁にやっていると、根腐れを起こしますので、必ず表面が乾いてから灌水してください。7月8月の暑いときには周りに水をまいて気温を下げてあげるのも効果があります。9月に入って寒くなってくると、用土の中がなかなか乾かないのでちょっと用土をほじったりして観察しながら様子を見て水やりをしてください。ときには一週間以上水やりをしないときも出てきます。一年を通じて水やりが多めですと根が上の方にあがってきます。また少ないようですと根が下の方に潜っていく性質があるようです。アツモリソウが枯れる原因で一番多いのは、用土の加湿による根腐れですので、水やりに一番気を遣ってください。水やりも各自いろいろだと思いますので自分の環境にあった水やりを見つけてください。肥料 私は花が咲く頃から有機肥料を隅に盛りつけるようなかたちであげています。人によってはもっと早くからあげている人もいるので、早めにあげてもいいようです。肥料といってもいろいろあるので、これでなければだめだということはないのですが、緩効性の肥料がいいです。一般的には洋蘭用の有機肥料かグリーンキングなどがいいと思います。有機肥料でも効きを早めるために化学肥料を少し混ぜたものもありますので各成分量の多いものはあまりおすすめできません。窒素、リン酸、カリの成分があまり多くなく、ゆっくり効くものが向いています。また化成肥料でもゆっくり長く効くコーテング肥料などがあるので、こちらの方は使っても大丈夫だと思います。最初にあげる成分量は窒素、燐酸、カリ、がだいたい同じくらいのもので、花が終わって木が固まってきたらあまり窒素は使わないと思うので、燐酸、カリ、の主体のものがいいと思います。施肥する量は、各肥料によって成分量がまちまちなので、肥料の袋に記載されている説明に従って山野草か洋蘭のパフィオベデラムに準じてあげるとよいでしょう。葉の先が褐色になってきた時は肥料が多すぎて根が傷んでいる可能性が大なので、根を確認して痛んでいるようであればすぐに植え替えましょう。灌水のときにハイポネックスなどの液肥を1000倍から2000倍に薄めてあげても効果があります。葉面散布剤は効果はあるのですが効き目をよくするために植物成長ホルモンを入れてあるものがあるので注意が必要です。必ず規定濃度以下で散布してください。

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