top of page

用土

初めての方や、フラスコ出し、痛んだアツモリソウには、クリプトモスを薦めます。ほとんどのアツモリソウに適合し失敗が少ないからです。使い方としては、単用か、火山礫を少し(3割くらい)混ぜて使い、バルブの上の方が1センチから2センチぐらい埋まるぐらいに植え付け、深く植え付けないことです。クリプトモスは非常に水はけがよく、また水持ちもよく空気も多く含むので蘭には大変適しているコンポストです。フラスコ出しの苗はクリプトモスだけで植え付けます。クリプトモスのサイズはS、M、L、、があり水やりの仕方、栽培環境などによって自分に合ったものを使ってください。欠点としてはクリプトモスが腐敗して病気(白絹病)が出やすいので毎年植え替えた方がいい(長くても2年)のといったん乾いたら水をはじいてしまうので乾かさないように注意が必要です。またクリプトモスの上に直接肥料を置くと傷みが早いので、表面を火山礫などで覆った方がいいです。(たたし乾きくあいがわかりずらい)礫植は、火山礫4、赤玉土4、ふるいにかけて粉を取り除いたピートモスかクリプトモスを2割ほど混ぜて作ります。ピートモスを使った場合はペーハーが低めなので水をあげるとき少しずつなじむように用土の上に石灰をかためて置いておきます。チベチカム、フラブムには効果がありますよ赤玉土は水分の保持が強く用土の水分の変化が少なくアツモリソウには良い結果が出ています。欠点として凍ってしまうと崩れてしまいめずまりしてしまいます。用土を作るこつは、水を一気にやってもすぐにさーっと水が引くことがじゅうようです。さーっと水が引かないようでは根ぐされします。クリプトモスを使うと根が長くなり、礫植にすると根が沢山出るようです。クリプトモスの入手方法は、一般にはあまり出回っていないようなので、山草会でアツモリソウを栽培してる人かアツモリソウ取りあつかっている専門店に聞いてみましょう。礫植えの場合、容器はほとんど発砲スチロールを使っています。温度変化が少なく大きいので大株になったアツモリソウを植えるのには最適です。クリプトモスを使うときは駄温鉢、またはプラ鉢を使っています。

クリプトモスに植えたレブンアツモリソウ

bottom of page